株式会社マキノ

マキノの「ジョークラッシャ」特徴と性能

ポイント1：造りがシンプル

株式会社マキノが製造している粗砕機であるジョークラッシャは、乾式で、粉の状態が乾燥しているタイプのものに使うことができます。ジョークラッシャという名前の通り、固まってしまった対象を粉砕（クラッシュ）するのが目的です。固定された歯と振動する歯で対象を挟み、動かすことで圧縮粉砕し、下に対象を排出するタイプの機器となります。造りが非常にシンプルなため、操作性も高く、様々な種類の対象に使うことができるのが特徴です。

ポイント2：連続式でスムーズな作業が可能

ジョークラッシャを使う上での大事なポイントは、連続式であるということです。工場や倉庫などで機器を使う場合、対象となる原材料はかなりの量があることが多いでしょう。リターン式のように、袋を入れてから手作業で出し、状態を確認してからまた次の袋を同じところから入れるといった作業では、人の労力はかかる一方で生産性は上がらないこともあります。ジョークラッシャは連続式で、上から原材料を入れると、下から粉砕されたものが出てくるので、頃合いを見計らって上から次の原材料を入れていくことでスムーズに作業が行えます。

ポイント3：歯の形状・材質を選ぶことができる

忘れてはならないポイントとして、ジョークラッシャの歯は取り換えることができるということ。造りがシンプルでメンテナンスも非常に楽に行えるのはもちろんですが、対象となる原材料の固さや形状によって歯の形状や材質を選ぶことができるのも大きな特徴と言えるでしょう。摩耗しやすいところとそうでない部分が出てくるため、歯の上下を入れ替えての使用も可能で、コストを抑えることもできます。

「ジョークラッシャ」を取り扱う会社の特徴

2022年6月に創業90年周年を迎えたマキノ。「粉と水を磨き上げる」をキーワードに、粉砕・ろ過・乾燥分野で幅広い業界へ製品納入実績をもつ会社です。
粉砕分野では乾式タイプと乾式・湿式タイプの粗砕機を扱っており、租粉砕から微粉砕まで対応可能。また、受託加工や測定・分析・評価など、製品開発のサポートも行っています。

マキノの対応業種例

セラミック系、新素材系、化学品系、リサイクル系を扱う業種で原材料を粉砕するのに使われています。

マキノの詳細情報

マキノの「ジョークラッシャ」まとめ

原材料を固定歯と振動歯で圧力をかけて粉砕していく乾式の粗砕機ジョークラッシャ。シンプルな構造のため、メンテナンスも簡単で、連続式であるため、一方から原材料を入れていくだけでもう一方のエンドから粉砕された原材料が出てくる仕組みです。固定歯と振動歯は対象となる原材料の固さや形状に合わせて選ぶことができるため、幅広いものに使うことができます。歯も上下に入れ替えての使用が可能で、ランニングコストを抑えています。